ブログ Blog

小学生の時期に、これだけは育っていてほしい力

 

「小学生のうちに、これをやらないと一生後悔する」
そんな教育は、きっと存在しません。

けれど大人になってから、
「あの頃、これだけは身につけておけばよかった」
と感じるものは、確かにあります。

それは、特別な才能でも、難しい勉強でもありません。

⸻

勉強よりも先に育ってほしいもの

これまで多くの子どもたちと関わってきました。

成績が伸びた子
途中でつまずいた子
中学生、高校生になってから大きく変わった子

その姿を長く見てきて、はっきり感じることがあります。

伸びるかどうかを分けるのは、能力よりも「姿勢」だ
ということです。

・うまくいかなくても、すぐに投げ出さない
・失敗しても、もう一度やってみようとする
・誰かに言われる前に、自分から動こうとする

こうした姿勢は、教科書からは学べません。

⸻

「自分はできる」という感覚は、教えられない

最近よく耳にする
「自己肯定感」
「非認知能力」

どれも大切な言葉です。
ただ、少し誤解されやすいとも感じています。

「自己肯定感を高めましょう」と言われて、
それが身につくわけではありません。

子どもに本当に必要なのは、

「やってみたら、できた」
「失敗しても、受け止めてもらえた」

という実感の積み重ねです。

言葉よりも、説明よりも、
経験のほうがずっと強く心に残ります。

⸻

小学生という時期が持つ、特別さ

小学生の時期は、まだ

・失敗=恥ずかしい
・できない=価値がない

と、強く結びついていません。

だからこそ
小さな成功
ささやかな挑戦
「よく頑張ったね」という一言が、
そのまま心に届きます。

この時期に

できた経験と
認められた経験

が重なると、
それは「自分は大丈夫」という感覚になります。

この感覚を持っている子は、
その後、壁にぶつかっても立ち上がれます。

⸻

私たちが大切にしてきた関わり方

私たちがやってきたことは、とても地味です。

・いきなり高い目標を押しつけない
・できたことを、きちんと言葉にする
・結果だけで判断しない
・失敗しても、居場所がなくならない

特別なメソッドがあるわけではありません。

ただ、こうした関わりを
「意識して」「毎日」「仕組みとして」
続けてきました。

放課後という、いちばん素の子どもが出る時間だからこそ、
この積み重ねには意味があると感じています。

⸻

大人になってから取り戻すのは、難しい

大人になってから
「自信を持とう」
「前向きに考えよう」
と思っても、簡単にはいきません。

過去の失敗や思い込みが、
すでに積み重なっているからです。

だからこそ、
心が柔らかい小学生の時期に、

「今は途中でいい」
「この子は、これから伸びる」

という前提で関わることが、
その子の人生を長く支える土台になります。

⸻

最後に

小学生のうちに身につけておいてほしいのは、
何か一つのスキルではありません。

それは、

自分の人生に、前向きに関わっていこうとする力

この力が育っていれば、
勉強も、人間関係も、将来の選択も、
その子なりに前に進んでいきます。

私たち輝育塾は、
その「最初の土台」が育つ環境でありたい。
そう考えながら、日々子どもたちと向き合っています。

 

monosiri2
monosiri3-1
aku-pa03

投稿日:2026年02月23日